採用需要も拡大、インハウスローヤーとは何をする仕事?

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急速に増加している企業内弁護士(インハウスローヤー)

企業内弁護士(インハウスローヤー)とは、法律事務所に所属したり自分で事務所を開設したりしている人たちではなく、特定の企業に雇われている弁護士のことを指します。そのため、異なるいろいろな事案を扱うのではなく、その所属している企業の案件のみを扱うことになります。

このインハウスローヤーの数は急速に伸びていて、2007年から2017年までの10年間で、実に10倍近くの数に増加しています。それだけ、企業が専門的な部署として法務を重要視していることが分かります。法律が関係するトラブルが多くなっているという時代背景も関係していて、専属の弁護士を雇う必要が生じてきているのです。そのため、弁護士としても事務所に所属するのではなく、どこかの企業に雇われるという働き方の選択肢が新たに加わっています。

様々な法律事案を扱う

法律事務所に所属している弁護士の多くは業務委託契約を交わしていて、事務所と弁護士は雇用関係にありません。しかし、インハウスローヤーの場合は、会社に雇われる形となり、いわゆる労働者として働くことになります。

具体的には、企業コンプライアンスのチェックや契約書の作成や確認、個々のケースの法律相談などがあります。特に今は企業が販売する商品や公にするCM、社員の行動などの面でコンプライアンスが社会的に厳しく見られるようになっていますので、法律の専門家という立場からチェック、指導をすることはとても大事になってきています。他にも、知的財産に関係する業務も重要な仕事です。製品を発売する前のチェックや、知財権の登録、万が一他の企業との係争が発生した場合の解決なども行うことになります。製品の販売の行方を左右する大事な業務ですので、弁護士としての能力が問われる場面となります。

また、税務も含めて金融、ファイナンス関連の仕事に携わる弁護士もいます。M&Aが生じる時にも、会社法などの絡みからインハウスローヤーが活躍する場面も多くなります。豊富な知見を武器に、会社の経営そのものに関係することができますので、やりがいを感じる業務となるでしょう。さらに、所属する企業が訴えられた、逆に対抗する企業などを訴えるという時には、訴訟にダイレクトに携わることになります。とはいえ、訴訟案件は顧問弁護士に依頼することが多いので、裁判所や和解の場ではインハウスローヤーはサポートに回ることになります。

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